三度目となる緊急事態宣言が発出され、テーマパークが休業要請の対象となったことにより、USJ・ユニバーサルスタジオジャパンは2度目の臨時休業をすると発表しました。
臨時休業の期間は緊急事態宣言が発出される2021年4月25日から、緊急事態宣言解除までとなっています。
この決定、致し方ないとはいえ、残念、というのが正直な気持ちです。
決まったものはどうしようもないのですが、今回、釈然としないのはテーマパークに『無観客開催を要請』したという話です。
この要請を受け、公式サイトに以下のような文章が出ていました。
大阪府への「緊急事態宣言」発令に伴ってテーマパークでは無観客開催という実質的休業要請が出されることを受け、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは4月25日~5月11日の期間、臨時休業いたします。なお、期間は状況により延長する場合があります
USJは、できうる限りの感染予防策を行って営業し、まん延防止等重点措置の対策として、入場者数を大幅に絞って営業しています。
現状でも、いっぱいいっぱいでの営業でしょう。
そんな企業に、きちんとした保証もせず、実質的な休業要請です。
USJが発表した文章を読むと、深読みかもしすぎかもしれませんが、今回は要請には応じるが、もしも次回、同じような要請だったら、考えさせてもらいます。
こんな苛立ちのようなものを感じます。
遠回しな休業要請に、潔くない、責任逃れ、こんな言葉が頭に浮かびました。
新型コロナの陽性者数は高止まりしているのが実情です。
しかし、大阪府が発表する新型コロナのデータの中にある、「府民向け相談窓口への相談件数」という項目を見てみると、4/16をピークに、わずかながら下降気味になっています。
さらに、東洋経済の新型コロナウイルスの大阪のデータを見ると、実効再生産数も、(今回の波では)2021年4月1日の1.86をピークに下降し、4月22日の時点では1.1に下がっています。
これらのことを踏まえポジティブに考えると、すでにピークアウトしているかもしれません。
こう考えると、2021年5月11日で緊急事態宣言が解除される可能性はあるのではないでしょうか。
緊急事態宣言に対するチケットや年間パスへの対応もUSJ公式サイトで発表されているので、リンクを貼っておきます。
パーク休業期間における年間パスの延長、払戻しについてはコチラ
一日も早い収束を願います。
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