USJにおける新型コロナウイルス感染拡大予防対策の基本は、アルコールによる手指の消毒と、人と人との距離を空けることになっています。
今日は、感染予防策の基本となっている【アルコール】にアレルギーがある方に向けた対策が行われていたのを見つけたので、ブログを書いてみます。
予防接種や血液検査など、注射をする前にアルコールで皮膚の消毒を行います。
その際、アルコールにアレルギーを持っていないか確認されますよね。
このことは、アルコールにアレルギーを持っている方が相当数いることを証明しているのだと思います。
なので、6月13日に書いたブログで、感染予防策で使っているアルコールにアレルギーがある方とってハードルになるんじゃないか? ということを書きました。
この対策をUSJが行っていたのです。
アルコールではない除菌に使用する【次亜塩素酸水】が追加されていました。
パーク内のアトラクションやレストラン、ショップには、上のようなアルコール消毒液を置いたスタンドが置かれています。
その下段に、先ほど書いた【次亜塩素酸水】が置かれていました。
※ワタシが確認した日は、すべてのスタンドではなく、ショップなど、一部に置かれていただけでした。
先ほど、消毒ではなく除菌と書きました。
厚生労働省では、この次亜塩素酸水を消毒液として認めていないため、除菌としか書けないのです。
次亜塩素酸水には色々あるのですが、実は、ワタシもこれとまったく同じ【CELA セラ】を持っていて、除菌目的だけじゃなく、消臭目的でも使っています。
次亜塩素酸水には色々なものがあるのですが、この【セラ】という製品は、メーカーの表記では弱酸性次亜塩素酸水で、濃度は50ppmとなっています。
次亜塩素酸となっていることから分かるように塩素系なのですが、ハイターのようにアルカリ性ではないため手に使ってもぬるぬるせず、水を使っているような感覚です。
少し塩素のにおいはしますが、漂白剤効果はないため、繊維や人工皮革などに使っても変色したりせず、皮膚・肌にも優しいのが特徴です。
次亜塩素酸水については、その効果に対し話題になることが多かったので、少し、気になりつつ使っていたこともあり、パークで使われているのを見て、なんだか心強く感じたのです。
効果の有無については、次亜塩素酸水の安定性が悪いということもその理由で、保存方法を誤ると、ただの水になってしまうケースがあるため、使いにくいものになっています。
しかし、先に書いたように、肌に優しいのは、個人的に感じているので、使い続けています。
一つ注意するべきこととして、弱酸とはいえ酸性なので、鉄に使いそのまま放置すると錆びやすくなるような気もしています。
なので、使用後はしっかりと拭くようにしています。
この次亜塩素酸水のCERA・セラをコロナウイルス対策として使う場合は、たっぷりの量を使い、次亜塩素酸水が長い間、手にとどまるようにすることをおすすめします。
アルコールのように素早い除菌効果はないので、そのほうが、高い効果的が期待できます。
ちなみに、厚労省は弱酸性次亜塩素酸水に対し以下のような発表をしています。
微生物に対する殺菌効果及び食品に対する殺菌効果を検討すべく試験を行ったところ、殺菌効果があることが示された。
※この資料の中で、PH5.5の次亜塩素酸水は微酸性と表記されています。
アルコールにアレルギーがある方は使うたびに痛かったりしみたりして、辛い思いをしています。
そんな方にとって、使いやすいものになればいいなと思います。
コメント