2021年のハロウィーンイベントが始まり、USJはわりと混雑しています。
とはいえ、コロナ前のように、パーク内のどこにいっても人が多くて、歩くのすらままならない混雑ではなく、コロナ禍の中では混雑しているという意味です。
参考までに2021年と2019年のサンフランシスコエリアの様子を見比べてみましょう。
2021年
2019年
2019年の写真は特に人が多いところを切り取っていますが、ホラーナイトが始まる前は、パーク内のほぼすべてが多くの人で賑わっていました。
ただし、2021年は全体が空いているのではなく、混雑している場所と、そうではない場所がハッキリしています。
今日は、そんなハロウィーンイベント開催中のUSJの混雑具合について書いてみます。
本題に入る前に、USJの2021年のハロウィーンイベントを体験する前に知っておきたいことを書いたブログを貼っておきます。
イベント施設の上限は5000名
緊急事態宣言が発令中の大阪において、イベント関係の施設に要請される入場制限は5,000名ということです。
人数制限されているため、アトラクションの待ち時間は相対的に短く、乗りものを体験するには快適な状況です。
参考までに、ニンテンドーワールドのマリオカートの待ち時間を貼っておきます。
時間は、午後4時過ぎで15分と、とても短い待ち時間となっていました。
ワタシには上限とされている5,000名キッチリ入った状況の混雑は分かりません。
そんなことから、個人の体感的な話となりますが、ハロウィーンイベントが始まってからは、5,000名ではないように感じています。
そう感じた理由を書いてみます。
理由を書く前に、断っておきます。
個人的な感覚の話で、裏付けはまったくありません。
ユニモンのシアター定員は902名
ユニバーサル・モンスター・ライブ・ロックンロール・ショーのシアターで開催されているハロウィーンイベント『シャーロック・ホームズ ~呪われた薔薇の剣~』を体験しました。
2回目の公演でしたが、シアター内はほぼ満席でした。
コロナ禍の今、映画館などでは、隣り合って座れないように人との間隔を空けるようにしていますが、『シャーロック・ホームズ ~呪われた薔薇の剣~』では、一つ置きに座ることは無く、前後の間隔もなくギッチリとゲストが入っています。
このシアターの定員は902名となっています。
ということは、(仮に)900名で計算した場合、5.5回の公演分で、5,000名の上限人数となります。
『シャーロック・ホームズ ~呪われた薔薇の剣~』の開催回数は、1日10公演と、かなり多い公演回数になっています。
同じショーを何度も観る方がいることと、すべての公演で満席ではないと思うので、目安にしかなりませんが、10公演で約9000名となります。
5000名といっても、パーク内に滞在する人の数なので、一日の延べ人数はもっと多いはずです。
1日に販売するチケットと年間パスの入場整理券の合計が5000名ではないはずなので、滞留するゲストが5000名を上回っていることがあるだろうとも考えます。
ハロウィーンイベントが始まる前は、日中、ニンテンドーワールドに向かう人の割合が多いため、他のエリアのゲストの数がハッキリ少ないと感じていました。
しかし、ハロウィーンイベントが始まってからは、ニンテンドーワールド以外も、人の数が多なっているのです。
すべて不確定な理由ですが、こんなことから5000名ではなさそうだと感じています。
人が多い場所のお客さんのコントロール
上限人数に関して行政からの正式な要請が、どのようなものなのかワタシには分かりません。
しかし、5000名じゃなくとも仕方がないと、ワタシ個人は考えています。
アルバイトを含む多くの従業員を抱えた企業が生き残るため、できうることをしたい気持ちは理解できるからです。
ただし、人を多く入れるのであれば、ゲストが密になる場面を避けるようにコントロールする必要に迫られます。
仕事が滞りなく行える体制を整えるため、パークは、クルーの数を揃える必要があるでしょう。
以前から何度か書いているのですが、人が多くなった際、ゲストの数に対してクルーの数が少なくコントロールできていない場面に何度も出くわしています。
頑張っているクルーは休むことなく動き回り、ゲストに声かけしているものの、その声が聞こえないこともあります。
これも、以前から何度か書いているBGMの音量が大きいため、クルーの声がかき消されてしまうことも一つの理由です。
一昨年あたりからでしょうか、少ない数ではあるものの、拡声器を使った案内が行われることも出てきました。
それとて、スピーカーの近くに座っていたらハッキリ聞き取れないこともあります。
あと一つ書いておきたいのは、クルーによって対応や答えが違うことが多いということ。
責任者、管理者がしたいこと、変更されたことの情報共有ができていないことが多く、クルーに聞いたことを信じて待っていたら、ショーが始まってから違うことになったことが多々あります。
このあたり、どうにかならないものでしょうかね。
ゲストの立ち位置など運営方法は変更する可能性あり
イベントが始まると、パーク関係者がその様子を見るため、見回ることがよくあります。
運営上の問題点などを見届けている関係者は、着ている服で判断できたのですが、今年のハロウィーンホラーナイトでは、私服のような人の姿を見かけることがあります。
私服であっても、耳にインカムのイヤホンをつけ、ゲストとは違う場所を見ているので、遊びに来ている人ではないと分かるのです。
コロナ禍でのハロウィーンホラーナイトは初めてですから、改善点などを洗い出し、パーク運営につなげていくのでしょう。
こんなことから、コントロールが安定するまで、しばらくかかると思われます。
ゲストの観覧エリアなど、パークに行かなくてもSNSを見るだけで分かるほど日々変わっています。
今日、2021年9月17日からは『鬼滅の刃』のイベントが正式に始まります。
『鬼滅の刃』のイベントがプラスされると、局所的な混雑が多く発生する可能性があるので、ハロウィーンイベントが終わるまで、変更が続くかもしれません。
混雑が気になるならハロウィーンイベントは一考するほうが良いかも
ハロウィーンイベント中にUSJに行こうと考えている方で、混雑が気になる方に一つお伝えします。
密になる状況を絶対に避けたいのであれば、ハロウィーンイベント中のUSJに行くのは、一考するほうが良いかと思います。
特に、夜のハロウィーンのホラーナイトには人が集中します。
決められた場所で行われるイベントについては、ソーシャルディタンスを守るようクルーが見回っています。
しかし、そのエリア以外はゲストの自主性に任されるので、守られていない場所があるのが事実です。
特に暗くなってからのハロウィーンホラーナイトでは、ゾンビが出没する場所にだけ、その傾向が強くなります。
今年、2021年のハロウィーンホラーナイトでも、ゾンビが襲ってくる演出があります。
逃げるように突然走りだしたり、悲鳴をあげる人もいます。
走り出す方は逃げるのに懸命ですから、他のゲストのことは視界に入らないケースもあるので密になること以外にも気を付ける必要があります。
USJ2021年ハロウィーン混雑状況のまとめ
2021年のハロウィーンイベントの様子をお伝えしました。
混雑している場所とそうではない場所がハッキリしていること。
人数制限をしているためアトラクションを体験するには良い状況ですが、こちらも、今日から始まる鬼滅の刃XRライドだけは長い待ち時間が発生することが予想され、混雑しているものとそうではないものがハッキリ分かれるでしょう。
ハロウィーンイベントが始まってまだ1週間ほど、そして鬼滅の刃のイベントがプラスされるため、今後、運営方法が変更されることが予想されます。
とにもかくにも、大きなトラブルが起きないよう願うばかりです。
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