USJの真横、安治川沿いに面した結婚式場がありました。
式場の名称は「アルカンシエルベリテ大阪」。
ここが2021年に閉館し、その後、取り壊されました。
この跡地に重機が入り何かしらの作業が行われていました。
ホテルになるとか商業施設になるとか噂はありますが、まだハッキリしたことは分かりません。
もしホテルなら敷地面積もわりと広いですし、9つ目のUSJオフィシャルホテルの可能性もありますね。
何か目立つものが出来上がってきたらまたブログに書いてみます。
この場所も隣接している安治川沿いは、「此花西部臨港緑地エリア水辺賑わいづくり構想」というものがあり、大阪府、大阪市がそれぞれ内容をインターネット上で公開しています。
現状のホテルユニバーサルポートからリーベルホテルあたりまでの安治川沿いの未活用の水辺空間に遊歩道などを設け、人が集まる施設などを整備する計画のようです。
ここを開発する事業者が2023年3月に決定していたようなので、合わせて書いておくことにします。
決まった事業者は「合同会社桜島開発」という会社です。
調べてみると、鹿島建設が出資する特別目的会社ですね。
※「特別目的会社」とは、事業内容、または運用が特定されていて、その特定の事業を営むために設立された会社
下のイラストは大阪府のHPに出ている「此花西部臨港緑地エリア水辺賑わいづくり構想」イメージ図です。
赤い線で囲っているのが「アルカンシエルベリテ大阪」跡地で、「民間開発予定地」となっています。
大阪府と大阪市の事業計画を見たうえで、事業者が決定したとなると、すべての敷地の整備をすると思い込んでいましたが、どうやら違うようです。
日経新聞の記事によると
全体の土地面積3.9ヘクタールのうち、東側(約1.9ヘクタール)の開発を同社が担い2028年の供用開始を目指す
となっています。
東側ということは、USJの入場ゲート、ユニバーサルシティ駅に近いエリアで、先に書いた「アルカンシエルベリテ大阪」の跡地が隣接する場所となります。
「合同会社桜島開発」が整備しない安治川沿い西側については、2025年の万博で予定されている「空飛ぶクルマの離着陸場」の候補地という話が日経新聞の記事に書かれています。
「此花西部臨港緑地エリア水辺賑わいづくり構想」は2028年供用開始ということなので、夢洲で予定されているIRの開業に合わせてという考えなのでしょう。
安治川沿いについては近々に変化が起こるとは考えにくいですね。
その前に2025年に大阪万博があるのですが、万博は約半年しか開催されませんので、事業で考えた場合、IR開業が優先となるのかもしれませんね。
まずは「アルカンシエルベリテ大阪」の跡地がどうなるのか気になります。
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