USJの外に、コロコロのついたキャリーケースなどの大きな荷物を預けられる「手荷物預所」ができています。
BAGGAGE CENTER
手荷物預所
キャスター付キャリーケース等の大型荷物をお預かりいたします
卒業旅行で遠方からくる学生さん、そして海外からの観光客の多くが、コロコロと転がすキャスター付きキャリーケースを持ってUSJに来場しています。
その数が想定以上に増え、設置されているコインロッカーでは対応できなくなっているんでしょうね。
この「手荷物預所」がそれを証明しています。
これがどんな様子だったのか、書いてみます。
閉鎖された「ピクニックエリア」の様子を見に行ったところ、駐車場側の大門(コロシアムアーチ)の外にあるコインロッカーの前にUSJのクルーが数人立っているのを見ました。
『こんな所にクルーがいるのは珍しい』と思い、様子を見ていると、コインロッカーに手荷物を預けに来た人たちに声をかけています。
声をかけたゲストとクルーが奥に入っていきます。
しばらくすると、ゲストだけ手ぶらで出てきて、パークの方へ歩いていく。
その後、ゲストが持っていたキャリーケースをクルーが引いて、奥のほうへ歩いていきました。
手荷物を預かってるの?
と思い、近寄ってみると、最初に貼った写真の看板があったのです。
この看板、駐車場から歩いてくる人の方ではなく、USJから出てくる人たちに向かう面だけに、この文字が見えるようになっています。
これには理由がありました。
コインロッカーにクルーが配置されているのは、実はここだけではなく、入場ゲートに向かって左側にあるコインロッカーにも配置されていました。
ここのクルーも、ロッカーを利用するために歩いて来た人に声掛けをしていました。
声かけされていたのは、コロコロのついたキャリーを引いている人で、キャリーケースを入れる大きさのコインロッカーがすべて埋まっているため、違うロッカーへの案内をしていたのでした。
その案内先が、先に書いた駐車場側の大門外のコインロッカーだったのです。
車で来場した人は車に荷物を置いている人が多いでしょう、でも、電車でやってくる人は荷物を預ける必要がある。
でも、コインロッカーはすべて使用されている、そこで、手荷物を預けられる場所を作った。こう考えるのは無理もなく自然でしょう。
海外からの観光客のみならず、国内の来場者も荷物が大型化して、当初のコインロッカーでは対応できなくなっているようです。
手荷物預所を設置したのはいいのですが、流れで考えると、ちょっと無理があるんです。
先ほど書いたように、手荷物を預けたいのは、電車でUSJにやってきた人たちです。
USJの最寄り駅、ユニバーサルシティ駅から歩いて入場ゲート方面に進むわけですが、最寄り駅に近いほうのロッカーは、超大型はなく、しかも数が少ない。
そんな人たちに対し、ここまで書いてきたコインロッカーに案内する訳ですが、チケットブースを横切る形で進み、USJから遠くなる、駐車場サイドのコインロッカーに行かなくてはいけません。
導線で考えると大きな無駄です。
しかし、JR・駅のサイドにはコインロッカーを新たに設けるスペースがない、仕方なく駐車場サイドに誘導する。こんなな流れになっているのです。
本格的な春休みに入る前からこの状況ですから、今月半ばからの対応が気になるところです。
キャリーケースを持ってUSJにいかれる方、このようなことを想定しているほうがよろしいかと思います。
コメント