昨日の朝刊の一面に『イベント人数 上限撤廃へ』という大見出しが出ていました。
これが何を意味するのかと申しますと、USJなどのテーマパークに要請されていた入場者の人数制限がなくなるのです。
上限撤廃という文字を見て、コロナ禍になって以降のUSJに足を運んだ方と、コロナの問題が起こってから一度もパークに足を運んだことがない方ではとらえ方が違ってくると思われます。
ワタシは前者の『コロナ禍になって以降のUSJに足を運んでいる』側なので、あの混雑が戻ってくるのか… と、少々気が重い気分になっています。
一方、コロナ禍の中、一度もUSJに足を運んだことのない方にとったら、混雑していた当たり前という方が多いと思うのです。
とはいえ、現状は海外からの来場者は少ないので、大混雑にはならないのではないか?
と、楽観的に考える面もあります。
そんな中、懸念するのは、コロナ禍が始まって以降、パークの運営方法が変わっていて、変わって以降、人数制限なしでの運営が初めてになることです。
限られた人数で運営していた時は何とかなったものの、たくさんの来場者がパークに訪れ、感染対策を行いながらの運営となると、予想がつかない面が出てきます。
制限が撤廃されても感染予防対策は継続して行われるはずなので、経験したことのないゲストコントロールが行われたり、局所的な混雑が発生する可能生を秘めています。
すでに、ハロウィーンイベントが始まった当初、グラマシーパークに人が集中して整理できない状況となったようで、ネット上でその混乱ぶりを伝えるものがたくさん出ていました。
しかし、この時とて、人数制限があった中でのことでした。
人数制限が撤廃されたあと、パークが混雑した場合、どのような対応となるのか、ハッキリしたことは分かりません。
現状、厳しい人数制限が解除され、すでにUSJを訪れる人が増えています。
人が増えたことで変化が見られた対策があります。
それは、ショップで入り口と出口が分けられていたこと。
ただしこれは、2020年に初めての臨時休業となり、休業明けのパークでとられていた対策の一つです。
その後、この対策は取られないようになってしましたが、人が多くなると復活していました。
入り口にクルーいなくて、出口では、ゲストが入らないようクルーが立ってコントロールしています。
今後さらに人が増えると、ショップの中に入る人数制限が行われる可能性もあるんじゃないかと考えています。
コロナ禍の前の混雑するパークで遊んだことのある方でも、ショップへの入場制限を経験したかたは少ないと思います。
上の写真を撮った時、混雑したパークがどのようになっていたかと言いますと、以下のようなことがありました。
- レストラン、屋外のフードカートに行列ができていた
- ニンテンドーワールドの入場整理券が終了して、抽選となっていた
- ゲームコーナーがフルオープン
- アトラクションの待ち時間で100分を超えるものが出ていた
100分を超える待ち時間となっていたのは『鬼滅の刃 XR ライド』でした。このアトラクションのの待ち時間に関してはイレギュラーと言えなくもありませんが、それだけ長くなるほどの人がパークに入っているという証にもなります。
一番驚いたのは、ニンテンドーワールドの入場整理券の発行が終了して、抽選となっていたことでした。
制限撤廃前でこの状況ですから、制限が撤廃されたら、ニンテンドーのエリアに入るだけで一苦労することになるかもしれません。
また、ディズニーリゾートでは「ワクチン・検査パッケージ」なるチケットが発売されたりしているので、今後はコロナワクチンの接種証明や検査証明が必要になるような流れも出ています。
年末年始にUSJに行こうと思っている方は、注意しておくほうがよさそうです。
イベント人数の上限撤廃へ、ワクチン・検査証明活用で定員100%認める
政府、イベント制限撤廃へ 感染防止計画やワクチン証明利用条件に
徐々に慣れてくしかないと思いますが、当初は混乱するでしょう。
コロナ禍になって以降、USJを訪れ、人が少ない状況を体験していない方であれば違和感はないでしょう。
大混雑しているパークを体験している方であれば、むしろ空いていると感じるかもしれません。
常時このような状況ではないようですが、このようなこともありえると、頭に入れておくほうがよろしいかと思います。
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