テーマパークは生き物だということが、よく言われます
これは、アトラクションやショーなどが、日々変わっていくことから、このように言われるのだと思います。
アトラクションやショーは誰の目にも留まるのですが、目につかないところも変化していることがありまして、これは、しょっちゅう遊びに行く者でないと気づかないかもしれません。
今日はそんな話です。
インフルエンザやノロウィルスなどの予防対策として、手洗い消毒がありますよね。
そのために、人が集まる施設のトイレには消毒液が置いてあることがよくあります。
何年前でしたか、新型のインフルエンザが流行したとき、町中の人がマスクをして、重苦しい雰囲気になったことがありました。
その際、消毒として用いられたのが「アルコール消毒」でした。
インフルエンザのウィルスに対しては、アルコール消毒が有効なので、要所要所のトイレに、アルコール消毒の容器が設置されました。
その時のものが、今でも継続使用されていることが多いのが事実だと思います。
USJのトイレにもアルコールの消毒液が設置されました。
ワタシね、このアルコール消毒液を手の消毒とともに、カメラのレンズが汚れた時に、ちょっとティッシュに吹きかけ、レンズを拭くのに使ったことがあるのです^^
手の脂汚れがついた時など、アルコールが効果的なんですよ。
そんなことで、先日トイレに行ったとき、手を洗って、いつものようにアルコールをシュッと手につけて消毒して、手にしたポケットティシュにもシュッとして、レンズ(正確には保護レンズ)を拭いたのです。
ところが、いつものように、サッと乾かない…
ありゃ
つけすぎたかな?
と思いながら、さらに拭いてみると、拭き跡がいつものようじゃないことに気づきました。
そこで、設置されている、いつもの消毒液の容器を見てみました↓
分かりにくいですが、赤い文字を読んでみると、アルコールじゃなくなっていたのです。
書かれている文字を読んでみると
電解次亜塩素酸水
と書かれてあります
いつのまにか、消毒薬が変わっていたんですね。
アルコールから次亜塩素酸水に
写真から判断すると、この次亜塩素酸水はTOSHIBAが提供するようになったのでしょうね。
何人が気づくか分かりませんが、消毒能力がアルコールよりも優れている次亜塩素酸水に変わっていたのです。
ご存知のように、アルコールはインフルエンザウィルスには有効なんですが、ノロウィルスなどには効きません。
コチラのTOSHIBAのサイトを見てみると
・インフルエンザ
・ノロウイルス
・鳥インフルエンザ
・口蹄疫
のウィルスに有効で、さらに
・枯草菌
・炭疽菌
・セレウス菌
・ポツリヌス菌
などの芽胞にも有効だと書かれています。
容器には除菌と書かれていますが、芽胞にも有効だということは、「殺菌」レベルじゃなく「滅菌」レベルの消毒なんですよね。
次亜塩素酸水はそれだけ能力の高い消毒液なんですが、人体には無害なんです。
ここ最近、環境衛生に積極的に取り組んでいる公共施設や人が集まるお店では、次亜塩素酸水を取り入れる所が多くなっていますね。
2015年10月は、あのディズニーランドを超えた入場者数が足を運んだということです。
たくさんの人が集まると、いろんな面でリスクも生まれるので、この変更には意味があると思います。
これも生き物であるテーマパークの一面なんですよね。
コメント
ここだったんですね!!
クリスマスシーズンから マーケティングパートナーにTOSHIBAが記載されていたので、
色々気にはしていたのですが、
お手洗いにあったとは!!
ありがとうございます!!
>はっちべぇさんようこそ♪
ワタシはTOSHIBAがパートナーになっていたことを知りませんでした^^
これは、衛生面で一歩進んだ対策だとワタシは評価しております。
スタジオガイドの最後のページをハロウィーン時期のものと、今のものと見比べたら、写真スタジオのCIAOがなくなっていて、TOSHIBAが加わっていたことが気になっていました。
そうですかトイレにある消毒にTOSHIBAが関わっていたとは、思いもしませんでした。
今度パークに行ったらゲストサービスで聞こうと思ってたからスッキリしましたよ(^o^)
>サンダーさんようこそ♪
TOSHIBAが、なぜ次亜塩素酸水を作っているのかワタシにはピンと来ないのですが、ともかく、こんな形の提携になっているようですね^^
東芝は、医療機器も作っているんですよ。
ウチのほうに「東芝林間病院」という大きな病院があるんですが、ものすごくハイテクな感じの病院です。
>をとこざわさんようこそ♪
松下も病院がありますが、医療機器は作っていなかったような…
家電メーカーも色々ですからね。
それはともかく、東芝とこのネタの関係が少し理解できました♪