今年の5月にコロナが5類に移行され、ハロウィーンイベントはその影響がない中で開催されました。
閉塞感や心理的な不安があった社会から元に戻ったという喜びを感じます。
一方、ニュースでもよく取り上げられる「オーバーツーリズム」の影響も強く感じています。
クリスマスイベントまでの間に、そのあたりで気になったことを書いてみます。
USJ内を歩いていて、聞こえてくる言葉の半分ほどは外国語で、海外からの来場者がとても増えています。
人気テーマパークですから、そのようになるのは致し方ない所。
その結果、コロナ禍前の混雑とは違った雰囲気を感じるようになりました。
個人的に気になったのは、ショーなどの観覧マナーです。
USJに来場するのは最初で最後になるかもしれない方もいるでしょうし、思い切り満喫したい、思い出を残したいという気持ちになるのは理解できます。
しかし、ちょっとなぁ。と感じる場面に頻繁に出くわすことが多くなりました。
ショーを撮るのに多くの人が使うのがスマホです。
スマホなので画面を見ながら撮ることになり、上の写真のように画面が並ぶことになります。
USJ公式サイトのルールとマナーのページに「パーク内での撮影について」というページがあります。
ここに色々と注意が書かれてあるのですが、「頭より上に撮影機材を上げない」ということは書かれていません。
具体的に「頭より上げないで」とは書かれていないので、ルール違反とはならないんですよね。
ただ、文末にこのような文章が書かれています。
上記は一例です。他のゲストへのご迷惑になると判断した場合、施設損壊の恐れのある場合、クルーやエンターテイナーの安全優先をはかる場合、クルーの判断で中止を求めることがあります。
これは、「個々のクルーの判断にゆだねます」。
このようにとれます。
迷惑だと感じる来場者がいても、その場にいたクルーが迷惑だと感じなかったら注意する必要はないとも言えます。
とはいえ、こんなのは注意してほしいんですよね。
ショーでは、このような場面が多く見られるようになっています。
後ろに人がいない場合、問題ないと思うんです。
でも、観覧している場所と、ステージまでの間にこんなのがいくつかあると、げんなりするんです。
今年、2023年のクリスマスシーズンは、過去にない単期間です。
その間に来場者が集中すると、同じことが繰り返されるのではと思っております。
ショー開始前に多言語で注意事項を伝えてほしい。
そう願っています。
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