ユニモンの写真撮影

今日は、昨日掲載した写真について少々書かせてもらいます。
少々しつこくなるかもしれませんけど、ご了承くださませ。。。
またカメラ初心者の方への説明として書いていきます。

それと、最初に書いておきますけど、ワタシがここでアップする写真の
ほとんどは補正しております。
当然ながら、元の写真が良いものを選んで補正して完成度を上げています。

機材は ＣＡＮＯＮ ＫＩＳＳ Ｘ デジタルKISS Xの初代板。
保有レンズは6本ありますけど、USJで主に使うのは

EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS
EF 70-200mm F4L USM
EF 50mm F1.8

以上の3本。
知ってる人にとったら、なんと安易な構成だと感じられるでしょう^^
写真は本体よりもレンズだ！
と、周りの人に言ってるにも関わらず、良いレンズはEF 70-200mm F4L USMだけ…
まぁ、懐との兼ね合いもありますので、こんなところです。

昨日のユニモンの写真で使ったレンズはEF50mm F1.8。
明るいんですが、超音波(USM)レンズじゃないのでオートフォーカスが遅い遅い。
今の非USMは結構早いんですけど、このレンズは設計が古いこともあって
音はジージー言うし、正直、動体を撮るのには向いてません。

でも、ユニモンのような館内が暗いショーでは、明るいレンズでないと
辛い場面が多いので、使うことが多くなっています。

では、昨日の写真の撮影データを書いてみます。
この写真のデータです

レンズ EF50mm F1.8
撮影モード　絞り優先
ISO 800
絞り 2.0
シャッタースピード 1/400
焦点距離 50mm
測光方式　評価測光
露出補正　なし

1/400のシャッタースピードだと手振れを防げるスピードですし、
フランケンの動きがあまりない場面なので、被写体ブレも防げるんです。
このシャッタースピードで切れるのは明るいレンズの良いところですね。

ワタシがユニモンで写真を撮るときの基本的な撮影設定を書いておきます。
ISO 1600(KISSはこれが限界なんです)
撮影モード　絞り優先
絞り 開放
測光方式　評価測光
露出補正　-1 もしくは -2

こんな感じですけど、これでないとダメとか、これが正解というものではなく、
あくまでもワタシの設定方法であります。
場面よっては明るくなるところもあるので、ISO感度を下げたり、
少し絞って撮ることもあります。

カメラの測光のクセやレンズの種類によって、このように設定をしても
綺麗に写らないこともあるかと思います。

また、ユニモンを撮ってブレなく写っているのは、全体の3分の1も無いと思います。

ここで撮影するには、明るいレンズと高感度ノイズが少ないカメラが断然有利です。

また座る場所によっても左右されますね。

ズームレンズの普及版は、広角側と望遠側のF(絞り)値が違っていて、
望遠側になるほど暗くなっていきます。
これはコンデジでも同じことが言えます。

お手持ちのカメラやレンズに「1:2.8-4.5や3.5-5.6」という数字が書かれて
あると思いますけど、少ないほうが広角側・大きいほうが望遠側の一番明るい
絞りの値を示していて、この数が少ないほうが、明るいレンズということになり、
言い換えると高級なレンズ。もしくはカメラということになります。

この数字が少ないほど、早いシャッタースピードで撮影できます。

ワタシが持っているレンズでEF 70-200mm F4L USM というのがありますが、
これは広角側も望遠側も同じ絞りの値で撮れるレンズでして、たいてい、
この手のレンズは大型化して、値段も高くなります。

また、明るい・暗いの境界なんですけど、一般的に言うと、F2.8のレンズは
明るい部類に入り、単焦点レンズなどで例外はありますが、高額になっています。

このことから、ユニモンなどで使用するなら、F2.8より明るいレンズのほうが、
断然有利で、明るくブレの少ない写真を撮りやすくなります。

以上エラそうに書きましたけど、それぞれの方がそれぞれの撮りかたで
楽しむのが一番だと思います。

閑散期のUSJなんで、しばらくは、こんな話題も織り交ぜながら乗り切りたい。
と思っております(笑)