USJに行くたびに、600~800枚程度の写真を撮ってきます。
このブログで紹介しているものの他に、掲示板や、
情報ページのネタになる訳ですが、その90%以上は「ボツ」なんです。
言い換えると、HP上で紹介した写真は選ばれた精鋭達と言えます。
ボツになる写真のほとんどは、ブレてたりピンボケであったり
する訳ですが、ブレ写真の原因はワタシの写真の撮り方による
ところが大きい。
カメラには、シャッタースピード優先とか、絞り優先という
モードがありますよね。
簡単に撮れることだけを考えられたもの以外なら、このモードは
ついていると思います。
普段ワタシが使っているモードは「絞り優先」なんです。
これは、背景をボカした写真を撮りたかったり、パンフォーカスと
いう前から後ろまでピントが合った写真を撮るときに便利だからです。
絞り優先にしていると、シャッタースピードはカメラが自動的に
設定してくれるのですが、ダンサーの方たちを撮っていると、
被写体ブレを起こすことが多いのです。
この写真を観てください。
顔や体はブレてませんが、左手だけがブレてます。
これが被写体ブレと言います。決して手ブレじゃありません。
動きを表現したい場合には、意図的にとる場合もあります。
では、手ブレと被写体ブレの違とは!
手ブレの場合は写真全体がブレてまして、
被写体ブレの場合は、動きの早い部分だけがブレています。
この、ハッピー・ハーモニー・セレブレーション~ドリーム・オブ・フレンズ~を撮る場合、
シャッタースピードを800分の1秒以上に設定すると、ほとんどのシーンで
被写体ブレを防ぐことができます。
それ以下だと、この写真のように部分的にブレてたり、ダンサーの
すべてがブレることが増えてきます。
また、これぐらいのシャッタースピードにすると、手ブレも防ぐことが
できますので、もし、ブレ写真を量産していたら、シャッタースピード
を上げて撮ってみてください。
ただ、シャッタースピードを上げることによって、一つデメリットがあります。
ISO感度(昔はASA)を自動にしている場合、曇り空などで暗い場合はISO感度が上がり、
写真にノイズが多くなることがあります。
まぁ、サービスサイズのプリントや、ディスプレーで観る程度では
ほとんど影響はないので、あまり神経質にならなくてもいいとは思いますが…。
この写真は意図的にシャッタースピードを遅くして、足の動きを表現
しようとしたものです。
このドリーム・フューエル・ステーションはこんな写真を撮る楽しみもありますね。
ちなみに、この写真は400分の1秒で撮ってます。
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