USJの新アトラクション『ミニオン・ハチャメチャ・ミッション(ミニオン・ヴィランコン)』を先行体験してきましたので、そのレポートをしてみます。
ザックリ言いますと、『ムービング・ウォークウェイ』と呼ばれる動く歩道上から、『チャレンジルーム』と呼ばれる部屋のモニターに出てくる標的をシューティングしながら進んでいくアトラクションです。
動く歩道は曲がりくねっていて、そのルート上にあるモニターに向かってシューティングを楽しみます。
動く歩道には丸いマークがありまして、クルーに指示された場所に立ちます。
進むスピードは遅いので、立っていて不安定になる場面はありませんでした。
⾝⻑制限が122cm以上となっていますが、子供さんでも心配ないでしょう。
ではレポートを書きますが、初めにアトラクションの概要、そして気になる点、最後に楽しかった点について書いていきます。
先行体験は写真・動画NGだったので、詳しく紹介する素材がないことをご理解ください。
ミニオン・ヴィランコンは立ったまま体験する
ニンテンドーワールドのマリオカートは乗り物に乗りますが、ヴィランコンに乗り物はなく、最初から最後まで立ったまま体験します。
また、シューティングで使う『銃』はライド体験の前に、棚に並んだものを自分で取るスタイルになっています。
この銃の名称が『最新鋭のブラスター イーリミネーターX』。
ミニオン・ヴィランコンのアプリ上では銃のことをブラスターと表記しています。
マリオカートは弾丸数に制限がありますが、こちらは無いようで、ずっと打ち続けることができました。
ミニオン・ヴィランコンの気になる点
では、二つの気になる点を書いてみます。
ブラスターとスマホを同期させる必要がある
厄介だと感じたのは、ヴィラコンを楽しむためには、手にする銃『ブラスター』とスマホを同期させる必要があること。
同期させるとアプ上の名前をつけることができて、得点を確認することができます。
この同期に手間取りました。
待ち列にQRコードがあり、読み込むとアプリが表示されます。
ブラスターを手にしてから、アプリで指示されているようにスマホとブラスターを同期しようとするもののできない。
『どうなってんの?』と思いつつ立っているとクルーが近づいてきて同期できませんか? と聞いてくれました。
状況を説明していると、そのクルーは『iPhone』ならわかるんですが、『android』は分からないんです… とのこと
同期させなくても遊べますよ。とも言われましたが、貴重な先行体験で中途半端なことはしたくなかったので解決しようとスマホと睨めっこしておりました。
すると、別のクルーがやってきたので相談すると、「スマホでpay払い使ってますか?」と聞かれました。
どうやら、『スマホ決済』を有効にしないと同期できないとのこと。
早く言ってよ… と思うものの、ワタシは『スマホ決済』を使ってない。
なんでここでpay払いの設定? と思いましたが、認証システムがそのようになっているんで仕方がない。
どのようにして同期させたかといいますと、スマホにpay払いのアプリを入れ、それを有効にすることによって同期させることができたのです。
インストールしたのは『Google ウォレット』のアプリ↓
このアプリをインストールして有効にする必要があるんですが、初めて入れたアプリなので設定が分かりにくい。
時間を要したものの、なんとか同期が完了し、アトラクションを楽しむことができました。
ということで
おそらく、ここでつまづく人が相当数いると思われます。
『ブラスター』にスマホを近づけ、青いランプが点灯すると同期完了の合図となっています。
ムービング・ウォークウェイのポジションについて
あと一つ気になるのは、皆がルールを守って体験するのかということ。
先に書いたように、動く歩道『ムービング・ウォークウェイ』に描かれた丸いマークの上に立って遊びます。
立つ位置はクルーに指示されるので、そこに立ちますが、空いている場合、ポジションを変えようと思うと歩いて移動できるんです。
最初に立った場所以外は銃が作動しないのであれば問題ありません。
でも、どこでも撃てるなら、同じ『チャレンジルーム』に居続けるなど、困ったことが起きそうな気がします。
今回はグランロイヤルの年パス先行体験だったので、パークに慣れた人たちだけが体験しています。
ドンキーコングカントリーの先行体験でも感じたのですが、年パス先行体験では、ルールが守られギスギスした感じがなく穏やかに体験できるんです。
しかし、通常営業に入ると雰囲気が一変しました。
ミニオンの新アトラクションは、ルート上を動きまわる人が出ないことを祈ります。
ミニオン・ヴィランコンの楽しい点
先にも書いたように、銃の球数に制限がないので、存分に打つことができるのが楽しい。
ある意味、ストレス発散になりそうなアトラクションであります。
話はミニオン・ヴィランコンからそれるんですが、現在開催中の『大阪関西万博』のパビリオンの多くで映像が使われています。
これまで体験したパビリオンで流れる映像が、とにかく美しい。
ビックリするくらい鮮やかで細かい部分までハッキリ見えるものが多いんです。
屋外にモニターが設置しているところもあり、そのどれをとっても、晴天時であっても鮮やかに映し出されています。
今回の万博で驚いたことの一つが、映像技術がここまで上がっているということでした。
この経験をもとにしても、ミニオン・ヴィラコンの映像は綺麗です。
そして、新アトラクションのワクワク感。
いつもそうですが、新しいアトラクションのワクワク感はいいものです。
身長制限はありますが、家族で楽しめるアトラクションとなっているのもいいですね。
ただ、家族にかまってられないほど忙しいアトラクションでもあります。
元々ここは、バックドラフトのアトラクションがあった場所でした。
入り口の通路こそ、バックドラフト時代を知っている方は、少し懐かしさを感じるかもしれません。
しかし、中に入ると、まったく面影はありません。
バックドラフトはサンフランシスコエリアのアトラクションとして紹介されていましたが、ミニオン・ヴィラコンはミニオンパークのアトラクションとして誕生しました。
これによって、ミニオンパークのエリアが少し広がったことになります。
ミニオン・ヴィラコンの正式オープンは2025年7月11日となっています。
最後に、USJ公式サイトに出ている攻略法を転載しておきます。
攻略ポイント①
新メンバーの条件は、高得点を獲得すること。ムービング・ウォークウェイに乗って次々に巡るチャレンジルームでブラスターをぶっ放し、アイテムを壊したり、盗んだりすることで、どんどん得点がアップ! 遠慮は無用。とことんワルになれ!
攻略ポイント②
最新鋭のブラスター「イーリミネーターX」は驚くほど高性能。撃ちたいアイテムに合わせて使用するボタンを変更したり、弾丸をカスタマイズしたり…使いこなせば、どんどん高得点が狙える!
攻略ポイント③
アプリと連携すれば、ブラスターのカスタマイズや、悪党のアバターの選択、スコアのトラッキングなど、楽しみ方無限大に! アプリ限定のミッションにも参加できるので、本気で新メンバーになりたいならダウンロードはマストだ! 加えて、ミニオン・パークに散らばったお宝をゲットできるなど、ミニオン・パークがもっと楽しめるように!
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