ゲゲゲの鬼太郎のアトラクションを体験してきたので、良かった点や気になった点、どれくらい密になるのかなど、混雑状況などについてもレポートしてみます。
『ゲゲゲの鬼太郎・ザ・リアル ~祟られた廃村~』を一言でいえば、お化け屋敷です。
それも、昭和のころの古き良きお化け屋敷を彷彿させるもので楽しませてもらいました。
題材が、チャッキーなどの海外のものではなく、日本を代表する妖怪『ゲゲゲの鬼太郎』なのも、楽しかった一つの理由です。
そしてもう一つ、楽しめた理由があるのですが、それは後述します。
ワタシは子供の頃からお化け屋敷に入っても怖いと思ったことがないのです。
同行する友達がキャ~キャ~ワ~ワ~と驚く姿が面白くて、ニコニコしながら体験していました。
お化け屋敷をニコニコしながら体験するタイプって、エンタテイナーからすると、驚かせ甲斐のない客ですよね。でも、面白いので仕方がありません。
ゲゲゲの鬼太郎ザ・リアルは紐を持たずに体験可能
さきほど書いた、ゲゲゲの鬼太郎を楽しめたもう一つの理由は、紐を持たずに歩けたからです。
USJのお化け屋敷タイプのアトラクションは、同行する人たちと一本の紐を持ち、遅れないように、急がないように、同じ速度で歩く必要がありました。
ワタシはこれがとても憂鬱だったのです。
驚く人はしゃがみ込んだり逃げ出したりします。
7、8人いると反応はそれぞれなので、その都度、驚く人のペースに合わせて1本の紐を持つのは至難の業なのです。
持つ所が決まっているのですが、驚く人はそれどころじゃなく、前にいる人が驚くと、体が当たる勢いで後ろに下がってきます。怖い人は逃げたいので、当然と言えば当然です。
前後にいる人が女性だと、体に触れないようにするため間隔を開けたいのですが、それもままならない。
紐を持っていると、間隔をあけるのが困難だと感じ、紐から手を放してを歩くと、監視カメラで見ているクルーから館内放送で注意を受けるのです…
それ以降、この手のアトラクションを体験するのは控えていました。
古き良きお化け屋敷
今回、同じグループの中に二組のカップルがいました。
中に入り妖怪が出てくると、女性が驚き、男性にしがみつく。
今のご時世、それは密だ! と言われるかもしれませんが、そんなお化け屋敷の中の光景に、ほのぼのとした気持ちになったのです。
みんなが紐をもっていたら、こんな事はできません。
昔ながらの正しいお化け屋敷の姿に、古き良きお化け屋敷の要素を感じたのです。
密になるのを避けるのは難しい
新規陽性者の数が減っているとはいえ、気になる人もいると思うのでどの程度密になるのか書いておきます。
新型コロナ対策におけるソーシャルディスタンスの定義を厚労省のHPで見てみると
と書かれています。
この定義で考えると、密になるのを完全に避けることはできません。
アトラクション内は一つのグループで動くことになるので、わりと近い距離感です。
また、待ち列においては、前後の間隔は足元のポジションマークで指定されているものの、全員が守っているとは言えませんし、すべてのルートでクルーが間隔を守るように指導しているわけでもありません。
また、混雑時している時は写真のような折り返しのルートを進む場所もあるので、左右にも人が詰まっています。
これは、ゲゲゲの鬼太郎に限ったことではなく、他のアトラクションでも同じです。
密になるのは絶対に避けたい方は、このゲゲゲの鬼太郎のアトラクションのみならず、ホラーナイトなどのイベントは避けるほうが良いでしょう。
『ゲゲゲの鬼太郎・ザ・リアル ~祟られた廃村~』を体験するは、基本的に整理券が必要です。
しかし、閉園近くの時間になると、整理券なしで体験できることがあります。
混雑を避けたい場合、その時間帯を狙うと良いでしょう。
ただし、緊急事態宣言が解除される流れになっているため、10月は入場者数を緩和する可能性があります。
そうなると、丸一日整理券なしで体験できないケースもあると思うので、そこは頭に入れておいてください。
整理券なしで体験できる時間は、その日の混雑状況によって違います。
参考までに、その時間帯を示したものを貼っておきます。
閉園時間はどちらも20時です。
ゲゲゲの鬼太郎は人間の味方
ゲゲゲの鬼太郎は、これまで5期にわたって放映されているそうです。
すべてを見ていないのでそれぞれの特徴を知りません。
ただ、ワタシが見ていたのは第2期くらいまでで、その中で、ゲゲゲの鬼太郎は人を驚かせるような妖怪ではなく、人間の味方であり、正義の味方でした。
今回の『ゲゲゲの鬼太郎・ザ・リアル ~祟られた廃村~』では、ねずみ男やぬりかべ、ねこ娘など、おなじみの妖怪が出てきます。
ここからはちょっとネタバレになってしまうので、真っ白な気持ちで体験したい方は読まないほうがよろしいかと思います。
ねずみ男は、最初の段階で出てきまして、ゲストに近い存在です。
しかし、ねこ娘やゲゲゲの鬼太郎はゲストを驚かす側で出てきます。
たできれば、ゲゲゲの鬼太郎がゲストの側に立つ案内役でいてほしかった。
個人的な話ですが、ここが少々残念でした。
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