昨日に引き続き、マジカル・スターライト・パレードの写真撮影について。
昨日は、ワタシ自身が使っている一眼レフの設定について書いたので、
今日はコンパクトカメラの設定について。
初めて見る人も、そうでない人も、このパレードで一番目をひくのは
フロートの鮮やかさだと思います。
このフロートを撮るとき、ストロボはOFFがオススメ。
(デジ1でも同じことが言えます)
カメラのストロボの設定を「AUTO」にしていると、おそらくストロボが作動して、
フロートの明かりが、ちょっとしらけた雰囲気に写ってしまうかと思います。
しらけた写真の例を出してみます。
例その2
【例その1】
道路がストロボの明かりに照らされて、ナイトパレードの雰囲気がなくなっています。
【例その2】
ダンサーさんが前にいて背後にフロートがある場合、前にいるダンサーさんに
ストロボの明かりが強くあたり、背後にあるフロートがよく分かりません。
たぶん、この手の失敗が多いはずです。
ただ、ダンサーさんもフロートも一緒に撮りたいときもあるはずです。
そんなときはどうするのか?
カメラの設定でストロボの調光補正ができるものであれば、
光を弱くする補正をして撮ると、上手くいくことがあります。
これも例を出してみましょう。
ダンサーさんの姿は見えなくなってしまう。
弱くストロボを使用した場合、ダンサさんの姿も分かるようになります。
この補正量については、ストロボの大きさやレンズの明るさ、それにプラスして、
被写体までの距離や被写体の明るさも関係してくるので、これがベスト。
という設定は一概には言えないのです。
参考までにワタシの設定を書いておきますと、カメラの内臓フラッシュ使用で、
マイナス1段~や1段と1/3とかが多いですね。
また、ナイトモードのような、夜景を撮るモードがありますけど、たいてい、
このモードにするとシャッタースピードが遅くなり被写体ブレと言って、
フロートがブレた写真になってしまうこともあるでしょう。
ただ、最近のカメラは賢いので、すべてがそうだとは限りませんが、
失敗した写真の多くは、そのパターンが多いだろうと想像します。
自分が使っているカメラの性能によって左右されますので、その性能が
どの程度なのかを判断するには、一度試すほかないのが辛いところなんです…
そんなことで、ここまで書いてきた何なんですけど、確実に思い出に残したい
場合は、カメラよりビデオのほうが良いかもしれないですね。
最近のハイビジョンビデオの性能ってスゴイですから^^
ワタシの場合は、単に写真好きということで、ああでもないこうでもない。
と頭をひねりつつ、撮ってるのが楽しいんです(^^♪
コメント
見事な作例と解説です!
スターライト・パレードを撮影される方に良いアドバイスとなりますね。
私も明日23日にパレードを初見しますので、デジイチで押さえるつもりですが、荷物を少なくしたいので、持ち込むのを明るい玉一本で行くか、高倍率ズームの高感度にするかが思案所ですねw