USJの年間パスを持っている人は、入場ゲートで顔認証をする必要があります。
この顔認証のシステムを通るたびに、以前から感じていたことがあるので書いてみます。
まずは、顔認証に使用されている機械の写真を貼ってみます。
写真では、スマホを機械にかざしていますね。
これは何をしているのかと申しますと、インターネットなどで事前購入したチケットのQRコードを読み込ませているのです。
ワンデイパスなどは、QRコードを読み込ませるだけでゲートが開きます。
一方、年間パスの場合、チケットに印刷されたQRコードを読み込ませ、さらに顔認証をする2つの工程があるのです。
下の写真で説明すると
青い矢印①で示した部分にチケットをかざしてQRコードを読み込ませる。
赤い矢印②の所にある円柱状の部分にあるカメラに顔を向け、顔認証をする。
この二つの工程が完了するとゲートが開きます。
QRコードを読み込ませる部分に近寄ってみましょう↓
四角い黄色い枠で囲われたところに年間パスを当てて、QRコードを読み込ませます。
年間パス以外のチケットは、チケット購入後に発行されるQRコードをスマートフォンで表示することが可能ですが、年間パスは紙のチケットになっています↓
さきほど見てもらった黄色い枠は、このチケット程度の大きさになっています。
となると、人間の心理として、四角い枠にチケットをはめ込むように置くんですよね。
でも、入場ゲートのクルーは、QRコードを四角い枠の真ん中に提示してくださいとゲストに伝えています。
ここに一つのズレが出ます。
そのズレとは、チケットの裏面に印刷してあるQRコードは、真ん中にはないのです↓
このようにチケットの端のほうにQRコードが印刷されています。
四角の枠にチケットをはめ込むように置いても、読み込むように思うのですが、何度もこのゲートを通っていると、クルーが伝えるようにQRコードを画面の真ん中に持ってくるほうが読み込むスピードが早いのです。
早く認証させるには、下の写真の赤い線がクロスするあたりにQRコードを持ってくるのがコツです。
このようなコツを分かっている人がいれば、分かっていない人もいます。
というより、四角い枠にチケットをはめ込むようにかざす人のほうが多いように感じます。
すると、認証するまでにタイムラグといいますか、時間がかかります。
時間がかかると、ちょっと慌てるような気分になり、そんな心理状態のところに、クルーがQRコードを真ん中に持ってくるようにという言葉が耳に入ります。
当然、チケットをかざす場所を確認します。
しかし、顔認証を受けるにはカメラを見る必要があるのです。
ここで二つ目のズレが生じます。
チケットをかざすには視線が下になりますが、顔認証をするためには顔を上げなくてはいけません。
QRコードを読み込ませる位置と、顔認証をするカメラの位置がまったく違っているため、慣れない人はアタフタしてしまうのです。
QRコードを読み込ませる位置と、顔認証をするカメラの位置など、一連の動作で出来るようにできないものかと、前から思っているのです。
ワタシが感じる、この二つのズレがあることに加え、チケット確認の前に手荷物検査があるため、入場に要する時間が長くなっているように感じるのです。
紙のチケットは単純に、鉄道の自動改札タイプのほうが分かりやすいので、そのようなものと連動した顔認証にしてほしいのですが、2系統のシステムになると、費用もかかるだろうと思うものの、難しいんでしょうかね?
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